みなさんeco検定は、ご存じでしょうか? 今年の夏もまた一段と暑かったのですが、異常気象と言われて久しく、だんだん異常が異常でなくなりつつある今、環境について何か一人一人に出来ることがあるのでしょうか?ニュース等でSDGsってよく聞くけれどそもそもSDGsとは何なのでしょうか?そんな環境についての疑問から歴史、今までの取り組みやこれからの課題、挑戦まで深く知るためにeco検定を受けてみませんか?
eco(エコ)検定とは?
東京商工会議所が主催している検定です。
環境社会検定試験のことで、年に2回開催されます。級はありません。
世界的に環境問題が深刻化している今、環境の知識を体系的に学ぶことが出来ます。
●eco検定の日程
試験は、IBT方式とCBT方式があります。
IBT方式とは、自宅や会社等で自分のパソコンを使って試験を受ける方法です。
CBT方式とは、全国にあるテストセンターに行って、会場に設置されたパソコンで受験する方式です。
試験期間内の都合の良い日時と会場を選んで受験します。
毎年、基本的に7月と11月に開催されます。
●eco検定の問題
試験時間は90分
100点満点で、70点以上が合格です。
形式 | 概要 |
正誤判断 | 文章の内容が正しいか間違っているかを判断する |
語句・短文選択 | 文章をふまえて適切な語句や短文を選択する |
語句の穴埋め | 図表や文章に入る適切な語句を選択する |
長文読解選択問題 | 文章に関連した設問に答える |
文章4択問題 | 適切または不適切な文章を選択する |
eco検定の難易度は?
シーズン・試験回 | 受験者数(人) | 実受験者数(人) | 合格者数(人) | 合格率 |
2024年度第1シーズン 第36回 | 18,059 | 16,487 | 9,611 | 58.3% |
2023年度第2シーズン 第35回 | 19,978 | 18,339 | 10,070 | 54.9% |
2023年度第1シーズン 第34回 | 20,647 | 19,023 | 10,122 | 53.2% |
合格率は、最新で58.3%ほどとなっており、5割以上が合格しているので、難易度はそれほど高くないと言えるでしょう。
●学習時間の目安
合格者の70%が、2ヶ月以内と回答しています。
学習方法は、公式テキストを読み込んだ後、仕上げに問題集で予行演習というパターンが多いようです。
※2025年1月:公式テキスト 改訂10版が発売予定です。
※2025年4月:公式問題集 2025年度版が発売予定です。
公式問題集は、合格するために絶対必要となります。
公式テキストは、専門的なため少し堅苦しく、本を読み慣れていない方は読破するのが難しいかもしれません。私も、そうでした。そんな方は、こちらの本がいいかもしれません。
こちらの本は、公式テキストの要点だけまとめてあって、公式テキストよりは読みやすいです。ただし、校正が甘いところがあったり、コラムの字が小さすぎて読みにくかったりします。検定合格のためだと割り切って使用しました。
まとめ
eco検定は、1ヶ月~2ヶ月ほど勉強すれば、5割の方が合格する比較的簡単な検定です。就活で有利になる場合もあります。私も無事合格し、「エコピープル」となることが出来ました。eco検定の合格が、新たなスタートとして、まずは、グリーンコンシューマーになることを目指してみようと思います。
「Think Globally,Act Locally」!!
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